シマフクロウの目線

世界を広く、見て・聞いて・感じて、そして・・・

上下、左右までもがすべて相対的な立場において均衡がとれていなければなりません

 東と西がいつも相対することができるのは、中央線をもっているからです。中心を備えているために、相対することができるのです。もし中央点が決定されなければ、東と西の位置は、いくらその位置が設定されたとしても全体的な均衡の世界において認めることはできないのです。

 南と北も同じです。南と北が中央線上の中心点を中心として通じなければ、その相対する基準は、全体の均衡をとるとき、何ら関係がないのです。

 そして、東西が合うことのできるその中央点、南北が合うことのできる中央点は、二つでなく一つなのです。この二つでない一つ、この一つの立場は簡単ではありません。そこにおいては、必ず90度を備えなければならず、上下、左右までもがすべて相対的な立場において均衡がとれていなければなりません。

1986年2月16日 ソウル本部教会にて( 説教より抜粋)